CS放送局のフジテレビONEが放送しているゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」において、10周年を記念したアニバーサリープロジェクトを展開。ゲーム化第3弾や映画化、武道館イベントなどを実施する。
ゲームセンターCXは、ナビゲーターの“有野課長”こと、お笑いタレントの有野晋哉さん(よゐこ)が、難関レトロゲームのエンディングを目指して挑戦する「有野の挑戦」をメインにした、ゲームに特化したバラエティ番組。2003年の放送開始から人気を博し、番組DVD-BOXは累計50万セットを販売。CS番組を代表する番組のひとつとなっている。
2013年に10周年を向かえ、アニバーサリープロジェクトを展開。6月14日に記者会見が行われ、有野課長と同番組のプロデューサーである菅剛史氏が登場した。
主なプロジェクトは5つ。まずは、7月24日にアニバーサリーサウンドトラックCDを発売。オリジナル楽曲3曲のほか番組テーマソングなどを全16曲を収録し、価格は2940円。またヨーロッパにて行われるJapan Expoに参戦する模様を中心にした、海外特番第3弾をBSスカパー!にて10月に放送する。
11月5日には日本武道館にてイベントも開催。有野課長がたったひとりで生挑戦を行う予定となっている。前売りチケットは5000円だが、6月22日から期間限定で特別席「スーパーアリーノシート」の先行販売も実施するとしている。価格は8000円。
これまでにゲーム化も2作品発売されたが、第3弾もニンテンドー3D用ソフトとして今冬に発売する。バンダイナムコゲームスが製作し、開発はグレフが行うとしている。
そして、番組の映画化も決定。「ゲームセンターCX THE MOVIE」として2014年早春に全国ロートショウを予定している。
記者会見では、武道館イベントについて平日開催ととなっているが、「11月4日に番組開始日で、アニバーサリープロジェクト展開を検討するなかで調べたところ、11月5日に武道館が空いているので押さえました、というのが正直なところです。もう二度とこのようなことはしないので、みなさんいらしてイベントが成立するように、1回だけ助けてほしいです(笑)」(菅氏)、「みんなに、やっと帰れるという感覚を味わってほしいですね。久々にお客さんの前でイベントを行うというのもありますし、ミスしたときにガッカリした声を出すと思うのですが、それが1万人になると怒号のように聞こえると思うんです。そのプレッシャーに耐え切ってみたいですね」(有野課長)と意気込みを語った。
映画化については、普段から冗談で有名俳優に出演してほしいと話すこともあるそうだが、実際のところ出演者や具体的な内容には触れられなかったものの、俗に“ファミコン世代”と呼ばれる30代から40代の男性が中心の番組のファンに、きちんと訴えかけられるような内容にしたいと菅氏は語っていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス