Twitterは、「TweetDeck」の「Android」版、「iPhone」版、および「Adobe AIR」デスクトップ版のサポートを正式に終了した。APIバージョン1の終了にともなう措置だ。
Twitterは米国時間6月11日、同社ブログへの投稿でAPIバージョン1の終了を明らかにした。同社は終了すること春に発表したが、実施を1カ月遅らせていた。
「本日、当社はAPIバージョン1を終了し、APIバージョン1.1に完全移行する。一連のブラックアウトテスト、ブログ投稿、ツイートなどのアップデートを行ってきたことから、これは(願わくは)唐突な知らせではないはずだ」と、TwitterのTaylor Singletary氏はブログ投稿で述べている。
今回の移行によって、サードパーティーのTwitterクライアント(TweetDeck、「Silver Bird」、「DestroyTwitter」など)のユーザーは、複数のソーシャルネットワークアカウントを同時に閲覧するための別のアプリを見つけなければならなくなる。ただし、PCおよび「Mac」でTweetDeckを使っているユーザーは、ウェブや「Chrome」の各バージョンを通して、引き続きこのアプリを使うことが可能だ。
Singletary氏は、サードパーティーアプリの大半が既にAPIバージョン1.1に移行したとする一方で、開発者が自分のアプリをアップデートするには遅すぎるわけではないとして、移行を円滑にするという一連のリソースを提供している。
アップデートされたAPIには、サードパーティーアプリがTwitter上の情報にアクセスできる頻度に関する制限のほか、サードパーティーアプリの開発者に対し、Twitterの承認を得ない限りは10万ユーザーまでという制限が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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