IBMは米国時間6月12日、米国において大規模な人員削減を開始したようだ。Bloombergが伝えた。
Bloombergによると、今回の人員削減はあらゆる役職を対象としており、新入社員から幹部にまで及ぶという。
IBMとその従業員にとっては残念なのは、これが単に複数回を実施しているレイオフの1つでしかない、つまり、過去数年間にわたる複数の人員削減の1つでしかないということだ。
これらの人員削減は、4月に発表された世界規模でのリストラ策の一環である。
同社は、例えばフランスにおいて、今後2年間をかけて同地域の人員約1200人を削減することを計画している。
IBMは4月、期待はずれに終わった同社第1四半期決算発表後に、株価が8年間で最大の1日の下げ幅を記録している。
Bloombergは、アナリスト予測を引用し、ニューヨークのアーモンクを拠点とするIBMがさらに全世界で6000~8000人をレイオフするだろうと報じている。これは、全従業員の約2%に相当する。
これら施策の目標としては、同社全支出のうち約10億ドルを削減することにある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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