台北発-- ASUSが同社「Android」デバイスのラインアップを刷新した。「MeMo Pad HD 7」は、最も高性能というわけではないが、8Gバイトモデルで129ドルというスタート価格によって、最も人気の商品となるだろう。16Gバイトバージョンは149ドルである。発売は7月に予定されている。
仕様面においてHD 7は、1280×800の7インチIPSディスプレイを搭載し、重量は302gとなっている。カラーはピンク、グリーン、ブルー、ホワイトが用意され、クアッドコア「ARM Cortex A7」プロセッサを採用している。
「MeMo Pad FHD 10」は、10インチバージョンで1920×1200ピクセルIPSスクリーンを搭載している。「Intel Atom Z2560」プロセッサを採用し、無線オプションとしてWi-Fi、GPS、GLONASS、そして、無線ディスプレイ用Miracastをサポートしている。FHDは、16Gバイト版と32Gバイト版があり、microSDカードスロットを使ったメモリ拡張に対応している。
ハイエンド製品である「Transformer Pad Infinity」は、「Nexus 10」同様に10インチ2560×1600ディスプレイを搭載し、300ppiを提供する。NVIDIAの1.9GHz「Tegra 4」プロセッサを採用し、72コア「GeForce」GPUによってより良いグラフィックス性能を提供すると思われる。
組み合わせて使用可能なキーボードドックは、タッチパッド、USB 3.0ポート、SDXCカードリーダを装備している。
最後に「Fonepad Note FHD 6」は、アジアでのみ提供された7インチFonepadと同様に、携帯電話としても利用可能だ。画面が1インチ小さくなったことで、デバイスを耳元に持っていった際により違和感が少なくなるように見えると思われる。
小型化の一方で、1920×1080ピクセルにより画面は初代Fonepadよりも高い解像度を持っている。Note FHD 6にはスタイラス用スロットがあり、スタイラスの利用が可能なASUS製ソフトウェアが同梱されている。
Fonepad Note FHD 6は、LTEの代わりにHSPAに対応し、「Atom Z2560」プロセッサを搭載するなど、ミッドレンジ仕様となっている。価格と発売日は未発表となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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