キヤノンは5月29日、5月23日にEOSシリーズ用の交換レンズであるEFレンズの累計生産本数9000万本を達成したと発表した。9000万本目に生産したレンズは、2012年9月に発売を開始した「EF24-70mm F2.8L II USM」だという。
EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラEOSシリーズ用の交換レンズとして、1987年に宇都宮工場で生産を開始。その後、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産を行ってきた。
かつては、1995年に累計生産本数1000万本、2001年に2000万本、2006年に3000万本、2008年に4000万本を突破した。以降、EOSデジタルシリーズの急速な普及に伴い、2009年に5000万本、2011年1月に6000万本、同年10月に7000万本に到達。2012年8月には8000万本に達し、これから9カ月余りで、累計生産本数9000万本を達成したという。
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