Opera Softwareは新たなウェブブラウザを設計し直し、このほど「Windows」と「Mac OS」向けにリリースした。
Operaはこの新しいブラウザを「Opera Next」と呼び(Nextは同社独自の位置づけで、かつて「ベータ」と呼ばれてきた段階に相当する)、ゼロから組み立てたと述べている。そうして結実したのが大幅に整理されたインターフェースと多数の機能で、これらによってユーザーはコンテンツを探しやすくなる、とOperaは説明する。
大きな変更点として、Operaは独自のエンジン「Presto」を「Chromium」エンジンに置き換えた。そのおかげで同社のブラウザは読み込みが速くなり、低速なネットワーク接続をさらに効率よく処理することが可能になる。
そのほかにも、新しいOperaでは「Speed Dial」機能が改良されており、ユーザーは複数のショートカットを種類別にまとめてフォルダに格納できる。新しい「Discover」機能は、ユーザーの関心に基づいてコンテンツを自動的に配信する。別の新機能「Stash」では、ユーザーはウェブサイトを保存しておき、後から最新の状態と見比べることができる。Chromiumエンジンに切り替えたおかげで、アドレスバーは検索バーとしても使えるようになった。
Opera Nextは現在、Windows版とMac OS版を入手できる。Operaは、米国時間5月21日に「Android」版ブラウザをベータ段階から正式版にアップデートしたが、それからわずか1週間後に今回のリリースを実施した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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