サイボウズ子会社のサイボウズスタートアップス(Cstap)は5月27日、Androidスマートフォンを業務専用端末として利用できるモバイルデバイス管理(MDM)サービス「専用端末化サービス」の提供を開始した。料金は5台までが月額3500円、10台までが月額6000円、20台までが月額1万円、50台までが月額2万4000円。同社では1年で100社5000端末の導入を目指す。
専用端末化サービスは、従来のMDMのように“機能を制限”するのではなく、設定によって“機能を追加”するMDMサービス。アプリのインストール時には何も操作できない状態となっており、管理者が利用を許可するアプリや時間帯などを設定する。また管理者はPCのウェブブラウザから、リモート操作でスマートフォンのアラームを鳴らしたり、ロックをかけたりできる。端末の位置情報やアプリの操作ログなども把握することが可能だ。
Cstapでは、報告データの登録・編集や写真のプレビューなど、業務に必要な5パターンのアプリを1週間で開発するオプションサービスも21万円で提供する。独自にカスタマイズが可能な「サイボウズ kintone」や「フォームクリエイター」と連携することで、柔軟に内容を変更できる。なお、各ライセンスの料金が別途かかる。
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