5月23~24日に開催中の経営者向け招待制イベント「Infinity Ventures Summit(IVS) 2013 Spring」。イベント2日目の朝は、恒例のピッチコンテスト「Launch Pad」が開催された。事前審査を勝ち抜いた12社がそれぞれ6分のプレゼンテーションに挑む。以下、各社について紹介する。結果についても随時アップデートしていく。
(追記:10時40分)審査の結果、見事1位になったのはCFOの「freee」。2位にはユナイテッドの「CocoPPa」、3位にはLive Styleの「tixee」、4位にはマネーフォワードの「マネーフォワード」、5位は同点でウェルセルフの「ココナラ」、Ridilover/一般社団法人リディラバの「TRAPRO」が選ばれた。
Pinterestライクな画像共有型コミュニティを作成できるプラットフォーム。有名人やブランドがこのプラットフォームを使い、ファンとコミュニケーションできる。また、ファン限定で有料コンテンツを販売をする機能も備える。2013年中にはアプリ化。ソーシャルコマース機能なども提供する。
講演やイベントの内容をユーザーがまとめ、共有するサービス。15万円でイベントのまとめを作成するパッケージ商品を販売しており、すでに単月黒字化を達成している。今後はユーザーに対するインセンティブ制度も導入していく。
スマートフォンアプリ上での「電子もぎり」を実現するチケッティングサービス。KDDIが主催するインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」第3期の最優秀チームに選ばれた。チケット購入と同時に趣味趣向や属性のデータが蓄積されるため、今後はこのデータをもとにデジタルコンテンツを提供したり、クーポンを配信したりすることも予定している。
個人間でイベントのチケットを売買できるサービス。チケットを出品して売買できるだけでなく、欲しいチケットを登録して、保有者にリクエストすることができる。今後は直前取引への対応を強化。将来的には電子チケットの売買を視野に入れる。
スケジュールや起床時間、就寝時間、出勤時間、退勤時間、休日といった生活時間を入力することで、1日の「時間」を管理できるアプリ。FacebookやGoogleカレンダーとも連携する。
ユーザーが世界中のイシューを投稿し、解決まで導く、社会問題解決のためのプラットフォーム。イシューに関する現地体験ツアーなども提供している。ツアーのプログラムから決済まではTRAPROが担当。その手数料での収益化を進める。
ワンコイン(500円)で個人のさまざまなスキルを生かした仕事を提供できるCtoCのスキルマーケットプレイス。500円以上の価値があると思えばそれ以上の金額を「おひねり」として支払うことができる。現在似顔絵や姓名判断、キャッチコピーなど21種類8000件以上のサービスが提供されている。ユーザー数は5万5000人。今後はオプション料金設定や音声相談サービスなども提供していく。
学習支援サービス。無料でノートを撮影して電子化し、友人とシェアできる。 また、月額2980円を支払えば、スマートフォンで撮影した問題を大学生のチューターが解説してくれる。
FaceTimeを利用したリアルタイム通訳サービス。対応言語は英語、中国語、韓国語。通話料は無料で、料金は月額3000円。すでに家電量販店で外国人対応に向けたテスト運用を実施している。
事前にカード情報や口座情報などを入力しておくことで、自動的に会計処理ができるサービス。請求書の作成も可能で、作成した請求書の管理もfreee上で行える。青色申告用の書類や決算書なども登録された情報から自動で作成できる。サービス開始から2カ月で3400以上の事業所が利用。10万案件の取引が登録されている。
事前に口座情報などを入力しておくことで、自動的に家計簿を作成し、個人の支出を管理するサービス。独自にスマートフォンアプリを提供するほか、ブレインパッドの家計簿アプリ「Recireco」とも連携予定。今後は未来把握機能や資産運用のレコメンド機能なども提供していく予定。
お気に入りの画像を「ショートカットアイコン」として、スマートフォンやタブレットのホーム画面に配置できるアプリ。ユーザー投稿型でサービスを運営しており、ノンプロモーションにも関わらず、9カ月で750万ダウンロードを達成。ユーザーは米国が半数となっており、継続MAU(2カ月以上使うユーザー)は134万人。近日中にはAndroidアプリを提供。今夏には課金や広告でのマネタイズを始める。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」