Green rompは5月22日、同社で手掛けるファッションコーディネート代行サービス「bemool(ビモール)」にて、「コーディネート提案型bemool」の提供を開始した。
bemoolは、男性のファッションを女性が選んで購入してきてくれるサービス。読者モデルやアパレル店員、服飾専門の学生などがスタイリストとなり、ユーザーの希望するアイテムやサイズ、好みなどに合わせてコーディネートを考え、代理購入してくれる。料金は3万円からで、スタイリストは料金の70~90%の商品を購入。残りの10~30%が手数料などとしてbemool側に支払われる。
今回提供するコーディネート提案型bemoolでは、ユーザーの好みや予算などに基づき、スタイリストがコーディネートをメールで提案するというもの。料金は1コーディネートで3000円、2コーディネートで5000円となっている。このサービスでは代理理購入自体はしないが、代理購入と同じスタイリストがコーディネートを提案してくれる。
Green romp代表取締役の野田貴大氏によると、bemoolを利用したユーザーの満足度は96%。「ECとしてはすごく珍しいことだが、男性のユーザーからお礼の連絡をいただくことも多い」(野田氏)という。リーピーターの割合も多く、母数は小さいながらサービス開始から10カ月での売上は約2倍になっている。
だが一方で、「購入金額をより安価に」「返品をもっと容易に」という要望も少なくなかった。そのため、洋服の代理理購入だけでなく、コーディネートまでを提案し、最終的な購入をユーザーの判断にゆだねるサービスを開始するに至ったとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」