ライバルのブラウザメーカーMozillaに企業秘密を漏らしたとして、Opera Softwareが元従業員Trond Werner Hansen氏を訴えていた訴訟が、和解により決着した。
「ともあれ訴訟が終わったことを、私はとても嬉しく思う。これからは音楽などのプロジェクトに再び集中できることを楽しみにしている」と、Hansen氏は述べた。
Operaで広報を担当するFalguni Bhuta氏は、「Trond Werner Hansen氏に対する訴訟について、双方が満足できる和解に達したためOperaが訴えを取り下げたことを認める」と述べた。
2012年に提起されたこの訴訟で、OperaはHansen氏が機密情報をMozillaに渡したと主張していた。「元従業員がOperaに対する契約上およびその他の法的義務に違反したというのがOperaの見解だ。とりわけ、忠実義務と、契約上および法律上の守秘義務に違反している」と、Operaの代理人であるBing Hodneland AdvokatselskapのOle E. Tokvam弁護士は4月にインタビューで述べた。
一方、Hansen氏の見解は異なっていた。
「彼らの見解に強い異論がある。私は不当に訴えられたのであり、その事実を証明できると確信している」と同氏は4月、ブログで述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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