「Long URL Expander」は、掲示板やSNSなどに貼られている短縮URLを、もとのURLに復元してくれるアプリだ。国内外の約170種類もの短縮URLサービスに対応しており、簡単な操作で短縮URLからもとのURLを復元し、危険なサイトかどうかを判断するのに役立てることができる。
アプリをインストールを終えると、ブラウザなどに貼られている短縮URLを長押しした際、アプリ選択メニューの中に本アプリが表示されるようになる。本アプリを選択すると解析が行われ、短縮URLと元のURLの両方が表示される。危険なURLでないと判断すればそのままブラウザに戻ってアクセスすればよいし、そうでなければ閉じればよい。ブラウザのほか、TwitterやFacebookなどのクライアントアプリに貼られているURLでも同様の操作が行なえる。
仕組み自体は前回紹介した「ダックスフンドURL」と同じだが、大きなメリットが2つある。ひとつは対応する短縮URLサービスの多さだ。国内外合わせて約170種類ものサービスに対応しているほか、最新のリストをクラウドからダウンロードする仕組みになっているので、新たな短縮URLサービスが登場した場合でもアプリそのもののアップデートを待たずに対応サービスが追加できる。
もうひとつは、カスケードされた短縮URLの復元にも対応することだ。貼られたURLを自動的に短縮表示する掲示板やSNSでは、異なるサービスで生成された短縮URLを貼り付けると、URLが二重に短縮された状態になる。前回紹介した「ダックスフンドURL」では一度にひとつのURLしか解析できなかったが、本アプリでは二重に短縮されていてもまとめて解除できる。
対応サービスの数が多いことに加え、カスケードされたURLの解除にも対応することから信頼性は非常に高く、実際に試した限りでは失敗するケースはほとんどなかった。まだバージョン1.0にも満たないソフトだが挙動はほぼ完成されており、定番としてこれからの普及が見込めるアプリと言えそうだ。
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