営業推進アプリ「びずさぽ」で効率的な営業を

アプリ名:びずさぽ(Ver.1.1.6)
金額:無料(2013年5月15日時点)
カテゴリ:ビジネス
開発:ssyslabo
使用端末:AQUOS PHONE SH-12C
おすすめ度:★★★★☆

 営業職に就いていると「◯◯さんは呼んだときにしか来ないもんなぁ」と、クライアントからちょっとした嫌味を言われることもあるだろう。アポイントの日時をメモしておくくらいなら手帳に書いておけばいいが、膨大な数のクライアントを整理し効果的に営業に回るには、綿密に計画を立てる必要が出てくる。そこで便利なのが、営業活動サポートアプリ「びずさぽ」だ。

 このアプリでは、クライアントをA~Dの4ランクに分け、次回の営業推進日を表示してくれる。使い方は非常にシンプルで、基本的にはクライアントの名前とランク、最終営業日を入力しておくだけ。コメント欄には営業の状況や感触を、忘れない程度にメモしておけば十分だ。こうしたタイプのアプリはとかく入力や管理が煩雑で面倒なものが多いが、設定や登録が簡単で、なおかつ手軽に使えるのが良い。登録情報や表示情報が限られているため管理がしやすく、効率的な営業アプローチがかけられるようになるはずだ。

 アプリを起動するとクライアント情報が表示され、登録してあるクライアントの一覧が参照できるようになっている。新たに登録する場合は、メニューから「新規」をタップすると入力画面が表示される。登録する情報は顧客名、見込みランク、最終営業日、メモなど。入力が終わったら再びメニューから「保存」をタップして登録は終了だ。

  • 初回起動時のトップ画面。メニューを呼び出して新規のクライアントを登録しよう。

  • メニューの「新規」をタップすると、クライアント情報を入力する画面に移動する。

 トップ画面に戻るとクライアントが一覧表示される。赤字で表示されたクライアントは、最終営業日から特定の期間が経過した顧客であることを示す警告になっている。特定の期間とは、ランクごとに設定できる営業推進日のことで、メニューの「設定」からクライアント別に分けておくことができる。警告を表示するまでの日数のほか、警告の有無や顧客ランクの色なども設定できるので自分好みにデザインすることが可能だ。

 クライアント情報をいちいち手打ちするのが面倒くさいというユーザーは、メニューから「インポート」をタップすれば、SDカードにcsvで保存されたデータを読み込める。さらに「エクスポート」ではアップロード用のcsvファイルのフォーマットをSDカードに保存できる。PCと連動することで、より効率的に使うことが可能だ。

 ただしこのアプリ、あくまで次回以降の営業推奨日を通知することを目的としており、総合的なCRMではない。まずは効率的な営業計画を立てるきっかけとして活用してみてはいかがだろう。

  • 営業推進日を過ぎたクライアントは赤字で表示。こうなる前に営業をかけるのがベストだ。

  • ランクによって警告の有無や推進日を設定できる。

  • トップ画面右上の2つのアイコンでは、並べ替えや表示させるクライアントの条件の指定ができて便利。

>>「びずさぽ」のダウンロードはこちらから

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