Amazonは、「iOS」向けの新アプリケーション「Amazon Cloud Drive Photos」を公開した。Apple製端末のユーザーは、このアプリケーションを使って「Amazon Cloud Drive」に保存した写真(Apple以外の端末で撮影した写真を含む)を閲覧したり同期したりできる。
このアプリケーションは、開くたびにユーザーのカメラロールにアクセスして、これまでに撮影した写真を自動で同期する。このようなソフトウェアを提供する企業としてはFacebookもあるが、今回新たにAmazonが加わった。このアプリケーションはWi-Fiと携帯電話通信網のどちらに接続していても動作する。
その他の機能としては、保存した写真をTwitterやFacebookに加えて電子メールで共有できるオプションなどがあり、これらの機能はすべて、写真をiOSでネイティブ表示している場合に利用できる。
この無料アプリケーションは、Amazonが既に公開している「Amazon Cloud Player」に続くもので、同社のさまざまなオンラインサービスを人々に利用してもらうためのさらに大規模な取り組みの一環だ。Amazonは4月、「Android」搭載端末向けにほぼ同じ機能を持つソフトウェアを公開している。
iOS版Amazon Cloud Drive Photosは、「Photo Stream」のコンパニオンアプリケーションとして、あるいはPhoto Streamの代わりに使うこともできる。Photo StreamはAppleの最新版iOSに組み込まれた機能で、直近に撮影した写真1000枚を同期できる。Amazonの場合、枚数ではなく同社のサービスで利用するストレージの容量によって制限がかかる。容量はアプリケーション内で確認できるが、アップグレードすることはできない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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