フジテレビグループのベンチャーキャピタル、投資1号案件はスマートエデュケーションに

岩本有平 (編集部)2013年05月01日 09時00分

 フジ・スタートアップ・ベンチャーズ(FSV)が、同社がとりまとめる投資ファンドを通じてスマートエデュケーションへ投資したことが明らかになった。1月に法人を立ち上げてから、第1号の投資案件となる。

 FSVは、フジ・メディア・ホールディングスの100%子会社のベンチャーキャピタル。投資額は非公開となっている。ただし同社では以前のインタビューで1社2000万円程度の投資を予定していると語っており、今回の投資額もそれに近い金額になるという。払い込み日は4月30日。

 スマートエデュケーションは、シーエーモバイルの元役員である池谷大吾氏らが2011年に設立したスタートアップ。2012年2月には、インフィニティベンチャーズLLPのファンドから1億円の出資を受けている。同社では「おやこでスマほん」などの教育向けアプリを開発している。

 今回の出資に際してFSVではフジテレビグループとの事業シナジーを重要視したという。スマートエデュケーションが提供する教育向けアプリに自社グループのキャラクターを使うなど、具体的なコラボレーション企画も準備する。

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