Zyngaは米国時間4月24日、2013年度第1四半期決算を発表し、わずかに利益をあげたことを明らかにした。同社によれば、売上高は2億6400万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は1セントだった。
この結果は予測を上回ったものの、前年同期比では18%の下落となる。また、ブッキングは2億3000万ドルで、前年同期比で30%落ち込んでいる。
NASDAQが伝えていたウォール街の一部のアナリスト予想は、1株あたり4セントの損失、売上高2億979万ドルというものだった。また、Zynga自体による業績見通しでは、1株あたり4~5セントの損失、売上高を2億5500万から2億6500万ドルの間としていた。
Zyngaの株価はこの日、約5%高となる3.35ドルで取り引きを終えた。ただし、その後の時間外取引で大きく値を下げている。
Zyngaの最高経営責任者(CEO)Mark Pincus氏は決算発表の電話会見で、「FarmVille 2」シリーズがヒット作になったとの見方を示した。他のほとんどのゲームは売り上げに貢献した割合がそれぞれ10%に満たないのに対し、FarmVille 2は売上高の22%をもたらしたという。2番手は「Zynga Poker」で、売上高の16%を占めた。
ただし同社によると、Zyngaのゲームのユーザー数は減り続けているという。デイリーアクティブユーザー数は、2012年初めの6500万人から、2013年には21%ダウンの5200万人に減少した。月間アクティブユーザー数も13%減少し、第1四半期は2億5300万人となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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