もうひとつ発表となった製品は、オールインワンPC「ASUS TransAiO P1801」。Windows 8とAndroid 4.1の2つのOSを搭載するが、ASUS JAPANの阿部直人氏は「ASUSが作るからには、ただ単に2つOSが入っているわけではない」と革新的なPCだと説明する。
ASUS TransAiO P1801は18.4型の液晶を搭載、スクリーンを本体であるPCステーションに装着した状態でWindows 8を使う「PCモード」、スクリーンだけ取り外して18.4型の大型タブレットとしてAndroid 4.1を利用する「Padモード」、スクリーンを取り外してPCステーションでWindows 8を動作させながら取り外したスクリーンで操作する「リモートデスクトップモード」の3つのモードで利用できる。
今までにない家族のためのPCとして、大画面ノートPCや、大画面タブレットなどのニーズを1つにまとめただけでなく、PCステーションにはHDMIポートがあり、大画面テレビや外部モニタと接続することで、本体+外部モニタでWindows 8を利用、スクリーンでAndroidを使うといった別々の動作も可能となっている。
PCステーションのスペックは、PCとしてもハイスペックとなっており、ゲームCPUにインテルCore i7プロセッサ、8Gバイトのメモリ、2TバイトのHDD、グラフィックにはGeForce GT 730Mを搭載する。通常販売されるスペックは1種類で、ユーザーによるメモリやHDDの増設には対応しない。
スクリーンは18.4型のIPS液晶で、解像度は1920×1080ドット。Android用にはNVIDIA Tegra 3を搭載する。ワイヤレスキーボードとマウスが付属となるが、PCステーション、スクリーンのどちらでも使えるようになっているという。
ASUS JAPANの阿部直人氏は「今回、新しい革新的な製品をオールインワンPCにも導入できた」とし「ASUS TransAiO P1801」もASUSの革新的なデバイスのひとつであること強調した。
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