任天堂は米国時間4月17日、「ニンテンドー3DS」向けに多数の新ゲームをリリースすると米国で発表した。
リリースされるゲームには、「スーパーマリオブラザーズ」からスピンオフした多くのゲームだけでなく、「ヨッシーアイランド」や「スーパードンキーコング」、および「ゼルダの伝説」シリーズも含まれている。任天堂がリリースを予定しているゲームから判断すると、90年代の「ゲームボーイ」時代に敬意が表されているだけでなく、現代的な3D風味も加えられているようだ。
Nintendo of AmericaのプレジデントであるReggie Fils-Aime氏は声明で「ニンテンドー3DSと『Wii U』はゲーム分野の最高峰に向けて進化を続けている」と述べるとともに「これまでのところ2013年は、『ファイアーエムブレム 覚醒』や『ルイージマンション2』といったタイトルのリリースで素晴らしいものとなっており、今後の2013年とそれ以降はさらによくなる」と述べている。
ニンテンドー3DSは、ユーザーが不格好な眼鏡をかけなくても3D画像を見ることができるハンドヘルドゲーム機である。同ゲーム機の3Dエフェクトはスライダーを用いて調整できるようになっており、これによってゲーム内のキャラクターに生命が吹き込まれる。
1作目が1986年にリリースされたゼルダの伝説シリーズは大きな人気を集めた。今回新たにリリースされるゲームの1つは1991年に登場した「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」の世界を舞台にしたものである。任天堂によると、ニンテンドー3DSの3D性能により、主人公のリンクが「絵画のようになり、壁に沿って歩く」ことができるようになるという。
任天堂は17日、ニンテンドー3DS向けの新たなゲームのリリースを発表しただけでなく、Wii Uシステム向け新タイトルを間もなくリリースすることも発表した。また同社は、Wii Uバーチャルコンソール用として90年代風の雰囲気を踏襲した「Mother2 ギーグの逆襲」と「NewスーパールイージU」を2013年中にリリースすると述べた。
新たなゲームは今後数カ月にわたって順次リリースされる予定だ。任天堂によると一部は5月と8月にリリースする予定であり、「ホリデーシーズン」までにも何本かリリースできるようにするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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