Koboは、169ドル99セントの限定版「Kobo Aura HD」を発表した。同端末は6.8インチ画面を備えた「プレミアム版」の電子書籍リーダーで、同社によると、電子書籍リーダーで現在使用されている中で最も高解像度のディスプレイを採用したという。
仕様によると、解像度が1440×1080ピクセル、265dpiの「Pearl E Ink」ディスプレイが採用されているという。Koboは、画面サイズが6.8インチとさらに大きくなったことで、「書面の表示面積が30%以上拡大したほか、紙に印刷されたものに最も近いエクスペリエンスを提供し、文字や高解像度の画像を美しく表示する」としている。
また、Koboは、1GHzのプロセッサを内蔵したことで、従来より処理速度が25%速い、最高速の電子書籍リーダーであるとしている。カラーはIvory、Espresso、Onyxの3色が用意され、4Gバイトのストレージ、最大32GバイトのmicroSDカードに対応した拡張スロットを搭載する。バッテリ持続時間は定格値で最大2カ月となっている。
同端末は「Kobo Glo」のようなフロントライト付きで、仕様では1つの特徴として「ComfortLight」が挙げられている。おそらく、タッチスクリーンも搭載されると思われる。また、Wi-Fi接続にも対応する。
Koboによると、Aura HDはカナダと英国で2013年4月25日から発売される予定。世界の他の地域での提供は5月から開始するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス