ニューヨーク発--T-Mobile USAは米国時間4月12日、初めてAppleの「iPhone」の店頭販売を開始した。マンハッタン34丁目の交通量の多い通り沿いで、地下鉄ヘラルドスクエア駅やエンパイアステートビルからほんの1ブロックのところにあるT-Mobileの店舗前では、冷たい雨の中、十数人が開店数分前から並んでいた。
iPhoneを取り扱うことになってT-Mobileは大いに喜んでいる、というのは控えめな言い方だろう。同社にとって「iPhone 5」は単なる主力端末ではなく、サービスプランと端末価格についての新しい考え方を切り開くものだ。同社は年間サービス契約や端末購入補助金を廃止する「Uncarrier」料金を開始しており、その上で今回のiPhoneの発売となった。
T-Mobile幹部らは、消費者側でスマートフォンを定価で購入する必要がとりわけ生じるため、こうした変化が顧客に受け入れられるには時間がかかることを認めている。だが一方では、iPhone端末と新しい料金プランが人々を店舗に呼び込み、なぜ得なのか話し合うきっかけになるよう期待している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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