Feedlyのコンテンツ表示方法には、雑誌スタイルのレイアウトと並べたカード状のレイアウトが用意されており、どちらの場合も大きな画像が利用されている。実際、Feedlyのもっとも基本的なレイアウトであるリスト方式にさえサムネイル画像がついており、そのレイアウトはGoogle Readerよりも魅力的だ。このデザインに不満なら、アプリの外見を2つのテーマと、5つのフォント、4つのフォントサイズから選ぶこともできる。
操作ボタンはすべて左側のスライディングパネルに収められており、上から最近のコンテンツのタブ、後で読むために保存されたコンテンツ(Google Readerの星付きアイテム)のタブ、各登録カテゴリのタブと並ぶ。タブを選ぶと、雑誌スタイルの気の利いたカバーページから始まるアプリが開き、最初のいくつかの投稿が表示される。ここで左にスワイプすると、残りの記事が時系列でリスト表示される。もちろん、項目をタップして全画面表示にしたり、そこからブラウザを表示させたりすることもできる。
面白いのは、フィードをスワイプして眺めていっても、自動的に項目が既読にマークされることはないということだ(デフォルトの設定を変更しない限り)。ただし、下向きにスワイプすることですべての項目を既読にしたり、上向きのスワイプでその操作を取り消すこともできる。これらのジェスチャーによるショートカット操作は、コンテンツを素早くふるい分ける際に非常に役に立つ。そのほかに既読になるのは、個々の記事をタップして全画面表示にしたときだけだ。
筆者がFeedlyに望むのは、左側にフィードのリストを表示したままにし、右側に選択されたコンテンツを表示する2パネル表示だ。この表示モードがあれば、筆者が気に入っているやり方である、コンテンツをサイトごとに見ていくことも簡単になる。この表示モードは、デスクトップ用のブラウザベース版Feedlyには存在しており、これをモバイルアプリ(特にタブレット用の)にも取り入れてくれることを希望する。
Feedlyには、全体的なサービスの価値を高める、いくつかの追加機能がある。筆者が気に入っているのは、人気のあるブックマークサービスである、Pocketの統合だ。Feedlyの設定画面から、Pocketのユーザー名とパスワードを入力することができるようになっている。これを設定すると、記事を読んでいる最中に、画面上のボタンから、その記事を簡単にPocketのリストに追加することができるのだ。また、同じことをInstapaperのアカウントでも行うことができる。
また、Feedlyでは簡単に記事を共有することもでき、気の利いたホームページ用のウィジェットも用意されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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