Twitterが提供する6秒間の動画クリップサービスである「Vine」は米国時間3月29日、閉ざされた世界を超えて機能の一部分を拡張するウェブ埋め込み機能を公開した。このツールは、ユーザーに対し、自身が所有する斬新な動画や他のユーザーが仕掛けた面白い動画をどこでも好きな場所で共有できる手段を提供する。
Vineは、2カ月前にTwitterによって買収された動画アプリだ。「iPhone」のみに対応した同アプリを使用することで、ユーザーは極めて短い動画クリップを編集し、Twitter上で共有および閲覧できる6秒間の映画を作ることができる。
Vineが29日にウェブ埋め込みのサポートを追加したことで、ウェブページ上にクリップを埋め込むための小さなコードを誰でもコピーして貼り付けられるようになった。
この新たなオプションは、Vineのページに公開された埋め込みボタンを介して利用することができ、「Simple」または「Postcard」スタイルを「320px」「480px」「600px」の3種類のサイズから指定して埋め込むことが可能だ。「Simple」オプションを選択すると動画のみを埋め込むことができ、「Postcard」オプションを選択すると、Vine動画の元のフォーマットを維持したまま、説明文や撮影場所などを表示できる。
また、同日アップデートされたVineのiPhone版アプリでは、他のユーザーの動画をTwitterやFacebookで共有することも可能になった。埋め込みボタンを搭載した新バージョンは、実際に埋め込みコードを生成するものではなく、ウェブ上の動画のランディングページにユーザーを誘導する。
今回のアップデートは、共有を無限に拡大するための、Vineエクスペリエンスに対する初の大きな変更となる。ウェブ埋め込みは同動画共有アプリのさらなる急速な成長に役立つ触媒として機能するに違いない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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