サムライインキュベートが、ベンチャー投資ファンド「Samurai Incubate Fund4号投資事業有限責任組合(Samurai Fund4号)」を設立したことをあきらかにした。
サムライインキュベートでは、2009年以降、これまで合計3つのベンチャー投資ファンドを組成。その中からはスマートフォン広告のノボットやアプリケーション仮想化技術を開発するSynclogueなどを輩出している。
Samurai Fund4号の設立は3月31日。ファンド規模は2億2000万円、存続期間は8年6カ月。新銀行東京のほか、フジ・スタートアップ・ベンチャーズのベンチャー投資ファンドであるフジ・スタートアップ・ファンド1号投資事業有限責任組合、ビットアイルなどが出資する。
また同社が運営に関わる天王洲アイルのコワーキングスペース「Samurai Startup Island」やテレコムセンターのコワーキングスペース「MONO」など、臨海副都心を“スタートアップの聖地”として盛り上げるべく、年間300本以上のイベントを実施するとしている。
投資対象とするのは、国内外で1年以内の起業予定者、もしくはシードベンチャー企業。1年間で40社への投資を予定する。
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