JVCケンウッドは3月29日、ケンウッドブランドから「彩速(さいそく)ナビ」にワイドモデルの「MDV-Z700W」(Z700W)と、スタンダードシリーズの「MDV-L500/L300」(L500/L300)を発表した。
Z700Wは、横幅を200mmにすることで、200mmコンソールに対応したワイドモデルだ。7V型のワイド液晶ディスプレイを搭載し、地上デジタルテレビチューナを内蔵。DVD、USB、SD、Bluetoothに対応する。
液晶部は高精細・高輝度を追求した高画質「プレミアム・ファインビュー・モニター」を採用。「ジェットレスポンスエンジンIII」により、地図スクロール、画面切り替え、3D表示などの処理がスムーズにできるとしている。発売は5月上旬。店頭想定価格は14万円前後になる。
L500/L300は、AVナビゲーションシステムのスタンダードモデルだ。地上デジタルTVチューナーとDVD、USB、SDを備え、7V型ワイド液晶モニタを内蔵したL500(店頭想定価格:9万円前後)と、ワンセグチューナーとDVD、USB、microSDに対応し、6.1V型ワイド液晶を装備したL300(同:7万円前後)の2機種を揃える。発売は4月中旬。
「ジェットレスポンスエンジンII」技術を備え、快適な操作感を実現。すばやくシステム起動し、高速でデータを読み込む「車載スペックSSD」を内蔵する。
3機種すべてで、データ圧縮技術「S3フォーマット」を採用し、膨大なナビデータを収録しながらスマートフォンのような手軽さで使用することが可能。iOS用アプリ「NaviCon」に対応しているため、iPhoneとナビを接続すれば地図画面のリモート操作や目的地設定が行えるほか、独自のAndroid用音楽アプリ「KENWOOD Music Control」を用意し、Android搭載スマートフォンに収録した音楽を、アーティスト別、ジャンル別といった項目から選曲することが可能。加えて曲調分析によるプレイリスト作成もできる。
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