オーディオテクニカは3月22日、低音再生に定評のある「ソリッドベース」シリーズに、「エクストラチャンバーメカニズム」機構を採用した新モデル「ATH-CKS77X/CKS55X」を追加したと発表した。発売は4月18日。価格はCKS77Xが8925円、CKS55Xが5040円。
両機種ともに、新開発のエクストラチャンバーメカニズムを採用。これはハウジング上部にチャンバー(空気室)を設け、低域を増幅させる機構で、従来のモデルでも「サブチャンバーメカニズムAR」として使用されている。新モデルでは、従来モデルに比べ音響容積を増やし、空気室の密閉度を高めたタイプへと進化。よりキレのある重低音を再生できるとしている。
2段階に調整ができる「2POSITION POST」は、フィット感を選べ、音漏れを防ぐことで低域表現を向上。口径12.5mmのドバイバユニットには、強磁力マグネットを用いることで、クリアな中高域再生を実現する。
ケーブルの長さは1.2mで、絡みにくい高弾性のエラストマーシースを採用。XS、S、M、Lサイズのイヤーピースとポーチが付属される。
CKS77Xは、切削無垢のアルミニウムボディを採用。CKS55Xは、iPhoneでの通話やSiriなどに対応するマイク付きリモコンを備えた「ATH-CKS55Xi」(価格:6300円)と、スマートフォン用のマイク付きリモコンを採用した「ATH-CKS55XiS」(同:5670円)もラインアップする。
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