Pebble Technologyの創設者であるEric Migicovsky氏は、大人気のスマートウォッチ「Pebble」向けのウォッチフェイスSDK(ソフトウェア開発キット)を4月第2週にリリースすると発表した(これまでに4万台のPebbleを組み立てたことも明らかにした)。
同氏は開発者による初期の作品をKickstarterの動画アップデートで披露した。ドラゴンのアニメーションや画面内を走り回るマリオだけでなく、Pebble用の最初のゲームであり、非常にシンプルなグラフィック表示で作ったNokiaスタイルの「Snake」もある。
まったくもって1980年代ののりだが、とても面白い。
Kickstarterページによると、残念ながらSDKではPebbleの全機能が使えるわけではないとして、次のように説明している。
「概念を実証するためのPebbleウォッチフェイスSDKでは、加速度計(磁力計)へのアクセスやウォッチフェイスとスマートフォンとの間の通信を使用できない」
「まだ進行中の作業であり、APIの多くの部分を変更する可能性が非常に高い。しかし、われわれが開発者のサポートに注力していく最初の重要なステップだ」
動画アップデートでは、144×168ピクセルのPebbleの画面用に作成した一部のウォッチフェイスデザインを強調しており、Tokyoflashによる衝撃的なウォッチデザインを思い起こさせる概念も示されていた。
一方、テキストの表示を簡単かつ高速にするファームウェアアップデートは来週に予定されている。このアップデートには、ドイツ語で時刻を知らせるアプリやSnakeゲーム、Pebble Kickstarterウォッチフェイスといった3つのアプリも含まれている。
Pebble Technologyは2012年、同社の電子ペーパースマートウォッチ用にKickstarterで1000万ドル以上の資金を調達し、2013年1月に出荷にこぎ着けた。150ドルのこのデバイスは「Android」や「iOS」の携帯電話(と関連アプリ)と連携し、メッセージのアラートやソーシャルメディアの更新情報、発信者IDなど表示できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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