サムスンが新興OSの「Tizen」を搭載するスマートフォンを2013年8月または9月までにリリースする計画であると、Bloombergが報じた。
Bloombergが、サムスンのモバイル事業マーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントである李英熙(イ・ヨンヒ)氏へのインタビューを引用して伝えたところでは、Tizenを搭載するスマートフォンは、サムスンの主力3製品の1つとなる予定だという。このほかの主力製品は、新たに公開された「GALAXY S IV」と、新バージョンの「GALAXY Note」である。
2月に開催されたMobile World Congressでサムスンは米CNETに対し、リリース時期は7月から8月と言及していたが、今回明らかになったリリース時期は、それよりも若干遅れている。
あるサムスンの関係者は、米CNETに対し、8月から9月のリリースを目標としていることを認めた。
オープンソースOSのTizenは、複数の携帯電話機ベンダーおよびワイヤレス通信事業者から支持を受けており、サムスンおよびIntelの指導の下で開発が行われている。同プラットフォームは、Nokiaの既に開発の終了したOS「MeeGo」や、LiMo Foundationプラットフォームといった、さまざまなソースを取り入れている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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