ソーシャルネットワークアプリ企業Pathは米国時間3月6日、同社アプリのアップデートを公開し、プライベートメッセージ、ステッカー、そして、「Shop」を追加した。同社は、今回のアップデートの目標として、ユーザー間のパーソナルなコミュニケーションを促進することを挙げているが、同社アプリの収益化にも取り組んでいるようだ。
Pathは6日、プライベートメッセージングの目的についてブログ投稿で説明し、同メッセージがテキストメッセージ、そして、FacebookやTwitter投稿のようになるべきとは考えておらず、むしろ、ユーザーを友達と本当に対話しているような気分にさせるためのものと述べた。
ブログ投稿では「友達と話をして、冗談や内緒話、飲み会での話題を共有するとき、言葉以上のものが交わされる」と記しており、「どうすればテクノロジでこの言葉で表現できない部分を再現することが望めるか?」
Pathは、この目標に到達するため、メッセージをテキスト、音声、位置、ステッカー、楽曲、書籍、映画、写真、ビデオなどの多様な形式で利用できるようにした。
Pathは、「実用性と利用状況がある」と述べ、「例えば、遅刻しそうな時、位置ボタンをタップし、自分の居場所を友人に知らせることができる。また、タイプしたくても手が空いていないとき、音声メッセージを録音できる」と説明した。
また、ユーザーは、絵文字のようなステッカーを友人に送ることができるため、気持ちを視覚的に示すことができる。Pathは、ステッカーによって同社アプリの収益化を開始しようとしている。ユーザーには無料のステッカーパック2種類が提供される。同パックはアーティストのDavid Lanham氏、Hugh MacLeod氏、Richard Perez氏がデザインしている。より多くステッカーが欲しい場合、ユーザーは「Shop」で購入できるようになっている。
Path 3は、「iOS」および「Android」で19言語に向けて利用可能となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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