SDカード内のファイル操作に特化したファイルマネージャ「tetrafiler」

アプリ名:tetrafiler(端末により異なる)
金額:105円(2013年2月26日時点)
カテゴリ:ツール
開発:Yuichiro Okuyama
使用端末:Xperia arc SO-01C
おすすめ度:★★★★☆

 新端末では搭載されているが、旧端末では搭載されていないアプリ(機能)のひとつに、“ファイルマネージャ”がある。いわゆる、内蔵ストレージやmicroSDXC/SDHC/SDカードにアクセスするための手段だ。基本的なことだが、Android端末はデータの扱いという範囲において、内蔵ストレージとmicroSDXC/SDHC/SDカードを区別していない。例えば、内蔵ストレージに保存された音声データとmicroSDXC/SDHC/SDカードに保存された音楽データは、音楽再生アプリによって表示・再生が可能だ。保存場所に影響されないという利点はあるが、容量の関係から、移動したり削除したりといった管理も必要となる。そういった意味では、個体のデータとして俯瞰できるファイルマネージャは重要だ。

  • 「tetra filer」のメイン画面

 今回紹介する「tetra filer」は、とにかくシンプルにmicroSDXC/SDHC/SDカードを管理できるファイルマネージャーアプリとなっている。

 ファイルの一覧表示や表示したデータの移動や削除、コピーに対応するほか、フォルダの作成、ファイル名の変更、ZIPファイルの解凍/圧縮といった機能を備える。フォルダ内を参照すると、データ内容に合わせてアイコン表示され、視覚的に判別できるようになっているのもよい。

 スマートフォンメーカーによっては、端末内の各種保存領域にアクセスするためのパソコン用ソフトウェアを配布しているほか、外部ストレージとして認識させることができるなど、パソコン側からのアクセスは簡単に行えるだけに、利用端末にファイルマネージャ機能がなければ、本アプリのような端末単体で移動・転送したデータにアクセスする手段を用意しておきたい。

 なお、本アプリには「隠しファイルの表示」や「テーマ選択」といった機能を制限した無料版の「tetra filer free」も用意されている。

  • ZIPファイルや各種オフィスファイル、音楽データなどは専用のアイコンが用意されており、視覚的にどのファイルであるかすぐにチェックできる

  • ファイルをタップすると、画面の上下に各種機能が表示される

  • 「その他」をタップすると、ファイルの圧縮(ZIP形式)が可能

  • 「名前」をタップすれば、ファイル名の変更が行える

  • 「設定」画面では、拡張子や隠しファイルの表示設定が可能だ。また、テーマも標準のホワイトとブラックの2種類から選択できる

>>「tetrafiler」のダウンロードはこちらから

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