過去や未来の夜空を眺められる天体アプリ「スカイマップ」

アプリ名:スカイマップ(Ver.1.6.4)
金額:無料(2013年2月26日時点)
カテゴリ:書籍&文献
開発:Sky Map Devs
使用端末:AQUOS PHONE SH-12C
おすすめ度:★★★★☆

 仕事帰りにふと空を見上げて「今夜は星がきれいだな」と少しロマンチックな気分になることもあるだろう。そこから一歩先に進んだ世界を楽しませてくれるのがこのアプリ「スカイマップ」だ。

 使い方はいたって簡単。GPS機能をオンにして、スマートフォンを空にかざすと、今自分が見ている夜空をガイドしてくれるのだ。星座、恒星のほかに、惑星、メシエ天体(星雲、銀河など)なども表示され、「実際には見えないけれど、あそこに火星があるはず」と思いをはせることができる。ちなみにスマートフォンを地面にかざせば地球の裏側、南半球の空の様子を知ることも可能だ。

 夜空を眺める際、スマートフォンの画面の明るさで星が見えにくくならないよう「夜間モード」ではバックライトがオフになるほか、画面表示が赤文字になる機能なども搭載している。手動でも場所を設定でき、緯度・経度を直接入力したり、「富士山」「エッフェル塔」など地名やスポット名で入力したりできる。

  • 星座、恒星、惑星などの天体がわかりやすく表示される

  • 夜間モードでは表示は赤色になり、バックライトはオフになる

 さらに、スカイマップでは「検索」機能と「タイムトラベル」機能も搭載する。検索機能では、恒星や星座、惑星などの名前を入力すると、その天体が今どこにあるかを探せる。画面上にガイドとなる円と矢印が表示され、矢印の方向に端末を動かしていくだけで、その天体のある場所まで連れていってくれるのだ。

 また、タイムトラベル機能を使うと、過去や未来への時間旅行を楽しめる。見たい日時を入力すると、その時の夜空を再現してくれるのだ(木星の重力の影響で誤差が生じるため、表示可能な期間は1900年~2100年と制限がある)。これで、自分が生まれた年月日や、次の満月日、アポロ11号の月面着陸日などの夜空を見ることができる。

 タイムトラベル中は、画面上部のボタンをタップすることで、時間を巻き戻したり先に進めたりできる。ボタンを1回タップするごとに時間の進む速さが変わり(1秒あたり1秒分~1秒当たり1週間分まで調節可能)、自分好みの速さで時間旅行を楽しめるのだ。

 都会の空の下で見えない天体に思いをはせるも良し、星空の綺麗な場所に行った際に活躍させるも良し、時間旅行で過去や未来を飛び回るも良し。ふとした瞬間のために入れておいて損はないアプリだろう。

  • 検索機能使用中。矢印の方向に検索対象の天体がある

  • 検索している天体が枠の中に入ると、円がオレンジになる

  • 好きな過去、未来の日時へタイムトラベル。上部のボタンで時間経過の速さを調整できる

>>「スカイマップ」のダウンロードはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]