サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは2月25日、「ソーシャルゲームの利用実態調査」の結果を発表した。スマートフォンでソーシャルゲームをプレイするユーザーの過半数が、ゲーム内のアイテム購入や定額利用料の支払いなどで、課金を経験しているという。
スマートフォンでソーシャルゲームをプレイするユーザーは、平均3本のソーシャルゲームを並行してプレイしているという。また、iPhoneとAndroid端末のユーザーで比較すると、iPhoneユーザーのほうが並行してプレイする本数がやや多い傾向にあった。
よく遊ぶソーシャルゲームのタイプは、「無料アプリでアイテム課金型」が79.7%という結果。「有料アプリ(1度購入したら自由に遊べる)」の購入率はAndroidユーザーよりもiPhoneユーザーの方が高く、女性は両OSともに「無料アプリ(課金一切なし)」の割合が最も高い傾向にあった。
課金については、1回あたりの平均金額が777円。月間の平均金額では2742円となった。iPhoneユーザーはAndroidユーザーよりも課金額が高く、月間の平均金額は1000円以上であった。購入するのは、「回復アイテム」が55.3%と最も多く、次いで「武器などのステータス向上アイテム」が52.7%であった。また、女性は両OSとも、「アバターなどのファッションアイテム」を購入するという回答が男性を大きく上回った。
調査は2012年12月27日~12月30日、普段ソーシャルゲームで遊んでいる15歳~69歳の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。有効回答数は1018サンプル。
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