「BlackBerry Z10」が好調なスタートを切った。
BlackBerryは、英国での端末発売後最初の1週間における売り上げが同社最高記録の3倍近くになり、カナダでは過去最高の発売初日を迎えたことを明らかにした。
BlackBerryの最高経営責任者(CEO)を務めるThorsten Heins氏は、米CNETに宛てた声明で、「実際、カナダでは当社のこれまでの発売日に比べて50%以上も好調だった」と述べた。
BlackBerryはこれまで、発売初日の売り上げが「iPhone」のように爆発的になるという印象を持たれていないが、今回の結果は、スマートフォン市場における地位回復を目指す同社にとって好材料となる。同社の次世代プラットフォームを採用した初のBlackBerry端末であるZ10の成功には、多くのことが懸かっており、将来のBlackBerry携帯電話がどのように受け入れられるかを方向づけることになる。
Z10は前向きな評価を得ており、BlackBerryファンは同端末を買うことに意欲的のようだ。しかし、長期的な売り上げ、および、BlackBerryファン以外が同スマートフォンの購入を検討するかどうかが、今後より大きな課題となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」