会見では、NECパーソナルコンピュータ、ソニー、東芝、富士通の国内メーカー4社の幹部がゲストで登場。新Officeへの期待を述べた。
NECパーソナルコンピュータ 代表取締役社長の高塚栄氏は「日本のPCには、ほぼ100%の比率でOfficeがインストールされており、それが当たり前だと思っているユーザーが多い。Windows 8発売以降“新たなOfficeはいつ出るんだ”という声が出ており、いよいよそれが明日実現する。NECのすべての製品に新たなOfficeを搭載して発売する。また、NECでは、初心者でも使えるように動画ナビ Office編を用意。新たなOfficeでも安心、簡単、快適を提供する」とコメント。
ソニー 業務執行役員 SVP VAIO&Mobile事業本部本部長の赤羽良介氏は「タッチ機能を含めた新たなユーザーインターフェースが、Windows 8の最大の特徴。新たなOfficeはそれを生かすものになる。日本のPC市場を各社と協力して盛り上げたい」と語り、自身がOffice 2013 カスタマープレビュー版を用いて作成したという写真入りイラストを紹介。「もっとPCを使いたいという気持ちにさせるのが、新たなOfficeである」などとした。
東芝 デジタルプロダクツ&サービス社デジタルプロダクツ&サービス第一事業部事業部長 長嶋忠浩氏は「東芝は2月~4月にかけて発売するすべての製品で新たなOfficeを搭載する。同時に動画で学ぶWindows 8と、動画で学ぶOfficeを用意している。サポート充実のダイナブックに注目してほしい」と語った。
富士通 執行役員常務 大谷信雄氏は、「A4サイズのスタンダードノートPCにも、タッチ機能を搭載した。富士通は、人間中心の提案をしており、一番お客様に近いところで、使いやすい環境を提供する。マイクロソフトとともに、新OfficeとWindows 8によって市場を盛り上げたい」と語った。
また、日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループオフィスプレインストール事業統括本部の宗像淳本部長は「市場調査では、日本のユーザーはデバイスと一緒に、ソフトウェアのデリバリーを望むケースが多い」などとし、PCへのプレインストール戦略を重視する姿勢を示した。
一方、樋口社長は、Windows 8の状況についても言及。「全世界で6000万ライセンスを販売しており、Windows Storeでは、発売時の4倍にアプリケーションが増加。1億以上のアプリケーションがダウンロードされている。タッチパネルの供給が逼迫し、需要に追いつかないという問題もあるが、春モデルでは、これも徐々に解決していくことになる」などとした。
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