スーパーボウルでWi-Fi接続に悩まされることはない。
ニューオーリンズのスーパードームは、サンフランシスコ・49ers対ボルチモア・レイブンズの試合中に3万台の端末が同時接続できるようにWi-Fiネットワークが計画、強化された。Ars Technicaは、スタジアムの中には700、外には駐車場にいる人のために250の無線アクセスポイントが設置されていることなど、この環境について詳細に報じている。
しかし、無条件に接続できるわけではない。観戦客はスーパードームに入場する際、Wi-Fiネットワークの機能に悪影響を及ぼすワイヤレス機器を持っていないかの検査を受けている。スーパードームを管理するSMGのIT&プロダクション担当ディレクターDave Stewart氏はArs Technicaに以下のように述べている。
周波数走査を経て入場を許可された端末以外は、建物に持ち込めない。建物の周辺でも端末は識別され、タグ付けされる。干渉の可能性がある端末が見つかった場合、即座に問題が修正される。周波数帯域を変更するか、端末のアクセスを遮断するかだ。
最も心配されていたのは、2.4GHz帯を利用する無線カメラなどの端末だ。
Ars Technicaによると、新Wi-Fiネットワークは今シーズンに構築されたばかりで、レギュラーシーズンの試合でもテストが行われていたが、公に宣伝し、すべての観客に開放されたのはスーパーボウルが初めてだったとArs Technicaは述べている。ネットワークは、Verizon WirelessがCisco Systemsの機器を利用して構築した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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