Foursquareは米国時間1月29日、同社の位置情報に基づくソーシャルネットワークを利用する3000万人以上のチェックイン行動を、100万以上の企業ユーザーがモバイルで接続し追跡できるようにするアプリ「Foursquare for Business」を公開した。
Foursquareの担当者は米CNETの取材に対し、「企業ユーザー向けアプリのFoursquare for Businessは、事業者がコンピュータの前にいなくてもFoursquareのプレゼンスを管理できるよう支援する新たな方法だ」と述べた。
Foursquareは消費者向けアプリで、ユーザーはこれを使って現在地を友人と共有したり、新たな行き先を見つけたりできる。同社はまた、支援ツール群の提供により地域の事業者を引きつけようとしている。これらのツールは、事業者がFoursquare上のベニュー(所在地)ページを管理し、彼らの店にチェックインする顧客に対応することを支援するものだ。
「iPhone」および「Android」搭載端末向けに29日に公開されたこの新たな企業向けアプリは、Foursquareが以前から提供している事業者向けダッシュボードを拡張したもので、店舗での状況を一覧する手段をべニューのオーナーに提供するためのものだ。事業者はこのアプリを使って、自社のべニューにおける最近のチェックインや投稿を表示したり、常連客の動向を調べたり、優待サービスを有効または無効にしたりできる。
さらに、事業者はこのアプリを使って、Foursquareでの最新情報を作成して見込み客に公開したり、こうした最新情報をFacebookやTwitterに同時投稿したりすることも可能だ。同機能によって、このアプリでは、2012年7月に初めて導入されたモバイル版Foursquareの事業者向けステータス更新オプションと同様の操作を行えるほか、事業者は写真やメッセージをより手早くユーザーに公開できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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