foursquareが収益化に本腰を入れ始めた。同社は先ごろ、小売業者が更新情報を送信することによって近くにいる潜在顧客を誘引できる機能「Local Updates」をリリースしたが、これに続いて米国時間7月25日に「Promoted Updates」をリリースした。
まだ試験提供の段階にあるPromoted Updatesは、Local Updatesのアイデアをさらに一段階引き上げたものだ。TechCrunchによると、Promoted Updatesはチェックインサービスのfoursquareを利用するすべての小売業者に提供されるわけではなく、「成果報酬型(CPA:Cost Per Action)」モデルでfoursquareに料金を支払う意志のある小売業者だけを対象にしているという。試験提供の段階で、参加企業はGap、Best Buy、Hilton、Walgreensなど約20社にのぼっている。
これらの企業は、foursquareを介してPromoted Updatesまたは「Promoted Specials」のいずれかのメッセージを送信できる。したがって、例えばBest BuyがMP3プレーヤーの新製品を仕入れた場合はPromoted Updatesのメッセージを、既存のMP3プレーヤーをすべて10%引きにした場合はPromoted Specialsのメッセージを送信できる。
Promoted Updatesの狙いは、近くにいるユーザーに立ち寄ってもらい、小売業者が宣伝している商品を見てもらうことだ。そのため、この機能ではユーザーの位置情報や関心事項に基づく技術を採用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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