ニコンイメージングジャパンは1月28日、COOLPIXシリーズ9機種を2月に発売すると発表した。
COOLPIX Sシリーズは、「COOLPIX S9500」「COOLPIX S9400」「COOLPIX S6500」「COOLPIX S5200」「COOLPIX S31」の5機種がラインアップする。
ハイエンドモデルは、光学22倍ズームレンズ、Wi-Fi、GPSを内蔵した「COOLPIX S9500」だ。有効画素数は1811万、光学22倍ズームのNIKKORレンズ、電子ズーム領域でも解像感を保ったまま約44倍ズームが可能な「ダイナミックファインズーム」を搭載する。見やすい高精細の3型有機ELモニターを搭載。高倍率ズームレンズを搭載した多機能モデルながらも、スリムでスタイリッシュなボディを実現したとしている。市場想定価格は4万円前後で、発売は2月を予定している。
このほかにも、光学18倍ズームレンズ、有機ELモニタを搭載した「COOLPIX S9400」(市場想定価格3万3000円前後)、光学12倍ズームレンズ搭載、Wi-Fiを内蔵した「COOLPIX S6500」(2万8000円前後)、Wi-Fi内蔵でスリムボディを特長とする「COOLPIX S5200」(2万5000円前後)、約1.2mまでの耐衝撃、水深約5mまでの防水性能、約マイナス10度までの耐寒性能を備えたファミリー向けモデル「COOLPIX S31」(1万5000円前後)がラインアップする。
防水機能や耐衝撃・耐寒仕様モデルとしては、水深約18mまで対応する「COOLPIX AW110」(4万3000円前後)もラインアップする。発売時期は2月。
これはニコンデジタルカメラ初の防水、耐衝撃、耐寒仕様モデル「COOLPIX AW100」(2011年9月発売)の後継モデルで、光学5倍ズームのNIKKORレンズ、電子ズーム領域でも解像感を保ったまま約10倍までズームが可能な「ダイナミックファインズーム」、有効画素数1605万画素の裏面照射型CMOSセンサやWi-Fiを搭載する。
ダイビングにも対応できる水深約18mまでの防水機能に加え、約2mまでの耐衝撃、約マイナス10度までの耐寒性能も備える。高度や水深、気圧表示も可能で、撮影画像に記録できるほか、GPS機能や晴天時でも見やすい3型有機ELモニタも搭載している。
高性能で本格的な撮影ができるCOOLPIX Pシリーズには、「COOLPIX P520」(5万3000円前後)が登場した。発売時期は2月。
COOLPIX P520は、広角24mm相当から超望遠1000mm相当(35mm判換算の焦点距離)の撮影画角をカバーする光学42倍ズームのNIKKORレンズを搭載。「COOLPIX史上、最高のズーム倍率」という。手ブレ補正機能に「ACTIVE」モードを追加し、走行中の乗り物の中から外を撮影する場合や歩きながら動画を撮影する際に生じやすい手ブレを軽減するとしている。
なお、広視野角3.2型バリアングルTFT液晶モニタを搭載しているほか、有効画素数1808万画素の裏面照射型CMOSセンサ、1920×1080、60iのフルHD動画撮影機能、POI(Point of Interest)表示機能に対応したGPSを備える。さらに、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」(別売)に対応し。スマートデバイスと連携したリモート操作や画像転送ができるとしている。
COOLPIX Lシリーズは、「COOLPIX L820」「COOLPIX L28」の2機種がラインアップ。いずれも2月に発売を予定している。
COOLPIX L820(3万5000円前後)は、「COOLPIX L810」(2012年3月発売)の後継機で、高倍率ズームとレンズシフト方式+電子式手ブレ補正機能を搭載する。ほぼ同じコンパクトサイズを維持しながら、有効画素数1605万画素の裏面照射型CMOSセンサを搭載し、広角22.5mm相当から超望遠675mm相当(35mm判換算の焦点距離)の撮影画角をカバーする光学30倍ズームのNIKKORレンズ、電子ズーム領域でも解像感を保ったまま約60倍までズームが可能な「ダイナミックファインズーム」、フルHD動画撮影機能などを備えた。
COOLPIX L28(1万3000円前後)は、「COOLPIX L26」(2012年2月発売)の後継機で、有効画素数2005万画素のCCDセンサを搭載。広角26mm相当から望遠130mm相当(35mm判換算の焦点距離)の撮影画角をカバーする光学5倍ズームのNIKKORレンズや3型TFT液晶モニタ、HD動画撮影機能など、簡単に高画質な撮影ができる機能を備える。
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