IBMの第4四半期決算は、利益と売上高ともに予想を上回った。
IBMが発表した決算によると、第4四半期の純利益は58億ドル(1株あたり5.13ドル)、売上高は前年同期比1%減の293億ドル。非GAAPベース(一般会計原則に基づかない財務指標)の純利益は1株あたり5.39ドルだった。
アナリストらは、IBMの第4四半期の純利益を1株あたり5.25ドル、売上高を290億8000万ドルと予想していた。IBMは2012年通期決算では、純利益が166億ドル(1株あたり14.37ドル)、売上高は前年比2%減の1045億ドルとなったことを明らかにした。
総合的に見ると、世の中のIT関連支出が低迷するなか、IBMは健闘していると言える。前年同期比でソフトウェアの売り上げは3%増、サービスの売り上げは2%減、システムおよびテクノロジの売り上げは1%減となった。また、「System z」メインフレームの売り上げは56%増となった。
IBMは2013年通期見通しとして、GAAPベースの純利益が1株あたり15.53ドル、非GAAPベースの純利益が1株あたり最低でも16.70ドルになると発表した。なお、アナリストらは純利益見通しが1株あたり16.63ドルになると予想していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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