セガは1月19日、3月7日発売予定のPS3用ソフト「初音ミク -Project DIVA- F」の店頭体験会を東京・池袋にあるLABI1 池袋モバイルドリーム館にて実施した。
本作は、初音ミクなどのボーカロイド楽曲によるリズムアクション「初音ミク -Project DIVA-」シリーズの最新作。発売中のPS Vita用ソフト「初音ミク -Project DIVA- f」をベースに、新たにリズムゲーム用の楽曲6曲に加え、それぞれの楽曲イメージに合わせて用意された新モジュール(衣装)なども収録している。
今回の店頭体験会では、PS3版の新曲「Tell Your World」と「東京テディベア」、PS Vita版にも収録されている「ネガポジ*コンティニューズ」の計3曲がプレイ可能となっていた。PS3版の試遊会が初めてということと、体験ユーザーにはオリジナルストラップなどのプレゼントが用意されているとあってか、スタート時には100人ほどが待機していたとのこと。日中でも終始盛況となっていた。
会場にはPS Vita版に引き続きプロデューサーを務める、セガの林誠司氏が来場。開発の進捗状況については「最終局面まできていて、あとは締めるだけの状態です。体感会での映像などもほぼ完成状態のものを出展しています。発売日にはバッチリとみなさまにお届けできます」とコメント。
本作の特徴としては前述した新曲や新モジュールのほかにも、操作方法がPS Vita版ではタッチパネルをスクラッチする形となっていたが、PS3版ではアナログスティックを弾くという操作に変更したこと。またフルHDに対応していることや、PV鑑賞やライブスタジオモードでは3D映像出力に対応していることを挙げた。
ライブスタジオモードは、PS Vita版のAR機能を使ったARライブモードに変わるもので、ARライブ用に収録されていた楽曲に加え新曲4曲を追加し、全8曲のライブステージをさまざまな角度から鑑賞できるというもの。「昨年、東京ジョイポリスで実施したイベント(初音ミク ミニライブ DAIBA de DIVA)をオマージュした、プロジェクションマッピングをイメージした演出も入れていますので、そこにも注目してほしいです」(林氏)。
なお、店頭体験会は、この先全国6都市7会場にて順次行われる。また発売に向けてのプロモーション施策も検討中で、随時発表していくとしている。
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