「えばろぐ」は、Evernoteに定型のメモを記録するのに適したノートアプリだ。キーボードによるテキスト入力や位置情報の追加、動画や写真、手書きのイラストの追加など、豊富な機能が備わっている。自分でテンプレートを作成できるので、毎日書かなければいけない業務日誌や、報告書、日記、記録など、幅広い用途に利用できる。
新しいノートを作成するには、テンプレートを選択する必要がある。画面上部のテンプレート名の右にある「▼」をタップすると、テンプレート一覧が表示されるので、目的のテンプレートを選択する。新しいテンプレートを作成する場合は、テンプレート選択画面の右上にある「+」をタップする。エクスポートしたテンプレートをクリップボードからインポートするには、「インポート」をタップする(インポート機能は、1つのテンプレートを基準にして、類似するテンプレートを作成したいときに便利だ)。
テンプレートを追加すると、テンプレートの基本情報が表示されるので、画面右上の「編集」をタップして、詳細を設定したり入力フィールドを追加したりしよう。送信先のノートブック、タグ、ノートのタイトル、位置情報のオン/オフ、色などを設定できるほか、新規ノートとして送信するか、同じノートへの追記として送信するかも設定できる。
フィールドの種類には、「一行テキスト」「複数行テキスト」「描画」「オン/オフ」「二者択一」「複数選択」「写真」「音声」「日付」「場所」「評価」「気分」「天気」「動画」の14種類がある。また、種類ごとに入力タイプを選択できる。たとえば「一行テキスト」を選択すると、通常のテキストの入力、電話番号、メールアドレスなどの形式が用意されている。電話番号やメールアドレスは、Evernote内で自動的に種類が判別され、電話番号をタップするだけで電話がかけられたり、メールアドレスをタップするだけで、メール作成画面が表示されたりする。
えばろぐで作成したノートは、そのままEvernoteに送信できるほか、メールで送信することも可能だ。ノートの送信状況は、設定メニューの「未送信ノート」から確認できる。ノートの作成途中で、新しいノートを作成すると、作成中のノートを下書きとして保存するかどうかを尋ねられるが、その際「下書きとして保存」を選択すると、未送信のノートと並んで表示される「下書き」エリアに保存される。
定型で保存しておきたいノートは意外に多い。ノートを作成するたびに項目をコピーしてきたり、思い出しながら書いたりするのは非常に効率が悪い。えばろぐを利用すれば、そうした無駄な時間を使わずに、見やすいノートをサッと作成できる。Evernoteと一緒にインストールしておきたいアプリだ。
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