カルチュア・コンビニエンス・クラブは、書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」の2012年年間販売額が1097億円となり、過去最高を記録したと発表した。同社によるとリアル書店チェーンの売上高合計が国内最大級になるとしている。
「Tポイント」のデータベースマーケティングの仕組みを活用し、書籍・雑誌の品ぞろえを強化したこと、書店として満足させられる売り場作りを行なってきたことが、今回の販売額過去最高を更新できた要因としている。中でも雑誌については、各店舗の商圏特性や利用者属性にあった雑誌タイトルを、店舗ごとにラインアップしてきた結果が販売増に結びついたとのことだ。
同社では3000平方メートル超の書籍売場を有する「蔦屋書店フォレオ菖蒲店」や群馬、茨城など各県で専門書も取りそろえる大型書店の出店、東京の代官山には団塊世代に向けて「代官山 蔦屋書店」をオープンさせるなど、2011年から進めている出店展開も販売額増加の理由として挙げている。
TSUTAYAは1983年に第1号店「蔦屋書店枚方駅前店(現TSUTAYA枚方駅前本店)」を出店。2013年3月に30周年を迎える。
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