もし、米国財務省が1兆ドル硬貨を鋳造するというアイデアを検討しているのなら、Facebookが同社最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏や他の地位の高い重要人物宛てに電子メールでメッセージを送信するのに100ドルを請求し、送信したメッセージが受信者の「その他」フォルダに埋もれてしまわないようにしても、それほどおかしなことではない。
これは、確かに少々ばかげたことだ。しかし、ポケットに有り余る大金を持っている1パーセントの人々に対し、有料メッセージ送信が価値のあるアイデアであると説得できるなら、Facebookはそれに対してもっと多くの力を注ぐだろう。Mashableの記者らは米国時間1月10日夜、このテストプログラムについて伝えた。この件について、実際に報道が出始めたのは1か月前からだが、Mashableは、初めて目で確認しており、「Facebook創設者にテストが適用されたのを目にするのは確かに初めてだ」と報じている。
Facebookは2012年12月、1ドルの有料メッセージ送信のテストを開始したと発表した。これにより、一部のユーザーは、つながりを持っていない人物にメッセージを送信しても、そのメッセージが相手の「受信箱」に届き、「その他」フォルダに送られて見逃されることがないようにできる。
Facebookは米CNETに対して、他社に対する回答と同じ内容の電子メールを寄せた。これによると、同社は「スパムのフィルタリングに有効なものを見極めるために、いくつかの価格ポイントをテスト中」であると認めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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