Microsoftは、ホームオートメーションの新興企業id8 Group R2 Studiosを買収したことを正式に発表した。買収金額は公表されていない。
The Wall Street Journalは先ごろ、MicrosoftがGoogleとAppleを出し抜いてR2 Studiosの買収に成功したと報じていた。今回の正式発表によってようやく、実際に買収が行われたことをMicrosoftが認める形となった。
R2 Studiosの創設者であるBlake Krikorian氏は、Microsoftで「Xbox」を担当するInteractive Entertainment Business(IEB)部門のコーポレートバイスプレジデントに就任する。MicrosoftによるとKrikorian氏は、IEBで最高製品責任者(CPO)を務めるMarc Whitten氏の直属になるという。Krikorian氏は、「Slingbox」を開発したSling Mediaの共同創設者で、会長兼最高経営責任者(CEO)でもあった。
Microsoftのプレスリリースには、同社の製品ラインアップにR2 Studiosの技術や特許がいつ、どのように組み込まれるのかについて詳しく記載されていない。だがMicrosoftは、R2 Studiosと同様、ホームオートメーション技術の分野に積極的に取り組んできた。
Microsoftは現在、Xboxをゲーム専用機からホームエンターテインメントのハブに進化させる取り組みを進めている。このプラットフォームにホームオートメーション技術を加えることは、こうした取り組みにうまく適合するだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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