最近のコンピュータクラッシュの原因は、「Adobe Flash」「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」のセキュリティ脆弱性だったのかもしれない。Adobe Systemsは米国時間1月8日、そうしたシステムクラッシュを引き起こすセキュリティ脆弱性を修復するため、これら3つのプログラムのアップデートを公開した。
同社は 8日に掲載したセキュリティ情報の中で、「これらのアップデートは、クラッシュを引き起こし、もしかすると攻撃者が影響を受けたシステムを乗っ取ることを可能にするかもしれない脆弱性に対処する。Adobeは、ユーザーが自身の製品を最新バージョンにアップデートすることを推奨する」と書いている。
Adobeはこれらのセキュリティ脆弱性について、それ以上の詳細を公開していないが、あらゆるバージョンのWindows、Mac OS X、Linux、およびAndroid向けAdobe Flash Playerを実行しているユーザーに対し、プログラムのアップデートを強く推奨している。同様に、WindowsおよびMac OS Xで11.0.0以前のバージョンのAdobe AcrobatおよびAdobe Readerを使用しているユーザーと、Linuxで9.xバージョンのAdobe Readerを使用しているユーザーは危険にさらされている、と同社は警告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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