イノベストは1月7日、個人事業主向けの記帳・帳簿管理サービス「Ziitax」の提供を開始した。
Ziitaxは、フリーランスのプログラマーやウェブデザイナーの利用に特化した帳簿の管理サービス。プログラマーやウェブデザイナーの業務で必要となる仕訳や勘定科目を精査し、頻度の高いものを選択式で入力できるなど、入力の簡単さにこだわった。
スマートフォン向けのインターフェースも用意しており、タッチ操作で手軽に記帳が可能だという。それぞれの仕訳にはタグを付与して、あとから検索することができるほか、勘定科目が分からない場合にユースケースを検索することもできる。
イノベスト代表取締役社長の松岡洋佑氏は、「青色申告で必要となる帳簿の品質を担保しつつ、革新的なインターフェースを目指した。『会計をやらないといけない』と構えずに使って欲しい」と、サービスについて語る。また開発を担当した山下博巨氏は、自身がフリーランスとして活動しだしたばかり。「これまでの会計ソフトではフリーランスのエンジニアが使わない勘定科目も多くあったし、Macで利用できる製品がなかった」(山下氏)という自身の経験をもとに、「誰でも使えるサービスではなく、フリーランスのプログラマーなどにとって使いやすいサービスという点に特化した」(山下氏)という。
1月27日までは、ベータ版としてすべての機能を無料で提供する。1月28日以降の月額利用料は1500円。登録翌月末までの利用は無料にするという。
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