英語ができるようになるために、学習法の学習ばかりしていてはいけないが、自分にあった学習法がなかなか見つからず、迷っている人にとって、本書はとても参考になるはずだ。何しろ100種類もの学習法が示されているのだ、いずれかはピンとくるものがあるだろう。TOEICの点数アップを目指して勉強するというのも、もちろん目的として考えられるが、せっかく英語を勉強するのなら、視野を広げたり、趣味を楽しんだりするために勉強するのはどうだろう。また、リスニングやリーディングなど、向上させたい分野に絞って、集中的に学習することもお勧めだ。
車の運転中や、満員電車で身動きが取れないときなど、目と手はふさがっているが、耳だけは空いているという場面は意外に多い。そんな時、耳を使わないのはもったいない!というわけで、耳で読書をしようという発想だ。最近では、日本語のオーディオブックの種類も増えてきて、選択の幅が広がった。耳の「すき間時間」を耳読書の時間にあてるだけで、忙しいから読書ができないという悩みも簡単に解決できる。
ザ・ボディショップとスターバックスで活躍した岩田松雄氏が、仕事にかける情熱を説いた一冊。自分のミッションとは何かを、常に考え続けた結果、店に訪れるお客様と店で働く従業員の双方が幸せになれる店づくりを目指して行動していた彼の信念が、周りの人を徐々に動かす様は、相当にドラマティックだ。本書には仕事に情熱を持っている人に、より一層の勇気をもたらす熱い言葉があふれている。
英語がスムーズに口から出てくるようになるためには、ネイティブがよく使う短文を、パターンとして覚えてしまうのが近道だ。繰り返し練習することにより、いちいち考え込まなくても、適切な表現が口をついて出てくるようになる。この練習方法は、著者が日本語を勉強したときに実践していた方法であり、効果は実証済みだ。トレーニングに使う英文は、ネイティブが実際によく使うものを厳選し、一部を言い換えることで、応用できる表現ばかりだ。
本書では、著者の得意な「図解」に重きをおきつつも、自分の提案が通るようになる「伝わる」プレゼンの作成方法を指南する。伝えたい内容を図解するには、まず伝えたい内容をはっきりさせ、次に使用する図解の種類を考え、最後に、適切な言葉を使ってまとめる必要がある。本書には、その一連の流れを、スムーズに実行できるようになるための手法がまとめられている。自分の提案が通らないと嘆いているなら、ぜひとも本書を参考にして、図解の方法を見直してみるといいだろう。その結果は、自ずとついてくるはずだ。
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