2012年下半期のヒットモデルはこれだ！--高倍率デジカメからWindows 8対応PCまで

　フルサイズ機が充実してきたデジタルカメラ、ラインアップが出そろってきたヘッドホンなど、2012年も新製品が数多く登場したデジタル製品。テレビやBDレコーダーなど厳しい市況のジャンルもあるが、その中でも新世代を感じさせるモデルが発表されている。ここでは、ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン（GfKジャパン）提供による7～12月のデジタル製品の数量別売れ筋ランキングを紹介する。

デジタルカメラ

　コンパクト、一眼レフ、ミラーレスと3ジャンルが登場しているデジタルカメラ。2012年のトピックは35mmフルサイズ機の充実で、ソニーではコンパクトデジタルカメラの「Cyber-shot DSC-RX1」を発売している。ランキング1位となったニコンの「COOLPIX S3300」は広角6倍ズームを搭載したスリムモデル。このほか光学10倍ズームなどの高倍率モデルが人気を集めた。

ノートPC

　Windows 8が10月に登場し、買い替えニーズが喚起されたPC市場。売れ筋の1位、2位はNECの「LaVie」が獲得し、続いて東芝「dynabook」、富士通「FMV LIFEBOOK」と3強体制をキープしている。タッチ操作ができるタッチパネルモデルや、タブレットのような小型軽量モデルが注目だ。

ヘッドホン

　参入メーカーの増加やラインアップの拡充など、大きな動きのあったヘッドホン市場。売れ筋は2000円以下のエントリー機になっているが、1万円、3万円といった高価格モデルも数多く登場している。

「全国の有力家電量販店販売実績を集計/GfK Japan調べ」（集計期間：2012年7～12月）