英国のElizabeth女王による毎年恒例のクリスマススピーチが2012年は初めて3D映像でも放送された。3D映像で放送されることは、英王室が20日に発表していた。
3D対応テレビの視聴者は、伝統的に女王が1年間を振り返りながら執筆するメッセージを、三次元の映像で見ることができた。
広報担当はthe Guardianに「(即位60周年の)記念となる今年は少し違うスペシャルなことをやりたかった。それゆえ、初めて3Dに取り組むのは技術志向で良いことだと思った」と述べている。
クリスマススピーチはGeorge 5世が1932年に当時は比較的新しい媒体だったラジオを使いながら始めたもの。これがテレビ放送に初めて対応したのは1957年だった。英国王室はそれ以来、技術の変化に後れを取ることなく、例えば2007年にはYouTubeに「THE ROYAL CHANNEL」を開設し、メッセージを掲載している。また2009年には女王の公式アカウントを使って、Twitterにメッセージを掲載し始めた。
2012年のクリスマススピーチでは、英国で開催されたオリンピックとパラリンピックなどが話題に挙がった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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