「My Phone+」は、相手から電話番号やメールアドレスを尋ねられた際、iPhoneの画面にこれらの情報を大きく表示して相手に見せるためのアプリだ。口頭で伝えにくいこれらの情報を登録しておき、見やすい文字サイズで相手に見てもらうという、画面上での表示用途に特化した作りが特長だ。
画面は、使い方説明を除けば、電話番号やメールアドレスが書かれたメインの1画面のみ。初期状態では空欄になっているので、利用にあたってはまず電話番号やメールアドレスを登録する。設定についてはこのアプリからではなく、iPhoneの設定画面から行う。初期設定にあたってウィザードなどはとくに用意されていないので、項目を選びながらひとつずつ入力を行う。他のアプリなどから読み込む機能もない。
電話番号を3つ、メールアドレスを3つまで登録できるようになっているが、とくに文字種の制約などはなく日本語なども入力できるため、名前や住所、ハンドル名、Twitterのアカウントなども入力できる。オフ会などで名前とハンドル名が結びつきにくい相手に見せるといった用途にも使えるだろう。各電話番号には「自宅」「勤務先」「iPhone」などといった注釈を入れることができるので、それぞれの番号を見分けるのも簡単だ。
画面上で見せることにフォーカスした作りで、それ以外の機能は用意されていないのだが、せっかくこの画面に電話やメールアドレスといった情報が集約されているので、コピー機能くらいはあってもよさそうな気はする。また配色も必ずしも見やすいとはいえないので、カスタマイズできる機能なども欲しいところ。目の付けどころはユニークで、役に立つシーンは意外に多いだけに、現行の画面を中心としたプラスアルファの機能追加にも期待したいところだ。
>>My Phone+のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス