インモビ ジャパンは12月13日、「日本におけるメディア利用に関する調査」の結果を発表した。テレビ鑑賞、ラジオ聴取、PCまたはモバイル端末利用など、メディアとの接触時間は1日平均5.9時間。2月の前回の調査から0.7時間増加している。
5.9時間のうち、97分がモバイル端末の利用。これは、PCやテレビを抜いて1位という結果。モバイル端末の利用時間は、前回の97分と変わらないものの、テレビ観賞時間は前回の96分から17分減少した。
また、58%の人がテレビを観賞中にモバイル端末を利用し、前回の36%から上昇している。そのうち39%が、観賞中の番組や紹介された商品、製品の情報収集に利用していた。
モバイル端末の利用については、モバイル端末を第一、または唯一のネット接続手段とする回答が前回の45%から49%へ上昇。購買の決定を左右するメディアとしては、テレビ53%に次いでモバイル端末44%となり、PCを抜いた。
モバイルの広告については、42%が「モバイルの方が気にならない、テレビやPCと変わらない」と寛容であったという。モバイルの広告によって「何か新しい情報が得られた」が20%から52%、「より良い選択肢が得られた」が12%から49%に上昇するなど、購買行動における変化が見られた。
調査は9~10月、日本のモバイルウェブユーザーを対象に、インモビのモバイル広告ネットワークを通じて実施。有効回答は1010人。
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