博報堂、セールスフォースと連携強化--顧客データの分析基盤を提供

田中好伸 (編集部)2012年12月04日 13時21分

 博報堂は12月4日、セールスフォース・ドットコムとの連携を強化、新しく「HAKUHODO-ARMS」を開発、順次得意先企業に提供していくことを発表した。2009年の共同で開発した、SaaS型の広告販促物制作業務プロセス最適化システム「Production Cloud」に続く第2弾になる。

 HAKUHODO-ARMS(Advanced Relationship Marketing Service)は、散逸していた顧客データを一元管理し、マーケティングや戦略立案に有用な分析をするためのSaaS型の顧客プラットフォームという。顧客データの蓄積、管理からPDCAサイクルの実践までを一元的に支援する。

 データベース運用とPDCAを一元化して管理することで得意先企業のマーケティングの投資対効果(ROI)を向上させられるとしている。博報堂と同社のグループ会社の博報堂プロダクツとBrandXingが開発した。


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